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ブラジル産プロポリス現地レポート

ブラジル産プロポリス現地レポート

ミツバチが巣を無菌状態に保つために使われるプロポリス

健康ブームや自然派志向の影響か、漢方薬やハーブの効果が見直されています。風邪をひいたとき、医師に受診してもらう薬や、薬局で購入する薬のほとんどは西洋医学の薬、つまり化学的に合成された薬です。一方、ハーブなどの生薬は、薬草などを乾燥させ、煎じて飲用します。こういった民間療法は、西洋医学におされて影のうすい存在でしたが、最近は特に 注目を集めつつあります。

しかしながらプロポリスの知名度はまだまだ低いようです。プロポリスが一体どういうものであるかを知っている人は少ないのではないでしょうか。我が国では研究が始まったばかり、まだまだ未知数と言えるでしょう。ここではプロポリスがどういうものか、利用方法を含め、要点を簡単に紹介していきましょう。

プロポリスはミツバチがつくりだす

プロポリスはミツバチがつくりだす

ミツバチが作り出すもので、人間が有効利用できるものとしては、蜂蜜、ローヤルゼリー、蜜ロウ、花粉などがよく知られています。 プロポリスは日本では、蜂ヤニとして知られていました。蜜ロウと蜂ヤニはよく似ているので間違えられることが多いようですが、まったく違うものです。蜜ロウは、ミツバチの下腹部から分泌された脂肪が固まったもので、一般的にろうそくや口紅の材料として使われています。

プロポリスは、さまざまな樹木から集めてきた樹脂を、ミツバチが唾液とともに噛み続け、ワックス状にしたものがプロポリス製品の原料となる原塊と呼ばれる物質です。このようにしてつくりだしたプロポリスを、ミツバチは巣の補修などに使います。入り口や巣のなかの通り道にも使われていますが、これは通路を狭くして外敵の進入を防いだり、巣の内部を一定温度に保ったり、なめらかにするためです。しかし一番の目的は、巣を無菌状態に保つことにあります。樹液には木自身を、守るための抗菌力が有って複雑な成分で作られています。例えば巣に外敵が進入したとします、多数のミツバチが蜂毒を用いそれを殺し、死骸は巣から運び出されます。しかし、死骸が大きくてそれが不可能な場合、死骸をプロポリスで覆います。一つの巣箱内には多いときで5万匹以上のミツバチが集団生活をしていて文字通りの過密世帯のため、常に巣箱内の衛生状態を保つ必要があります。そしてプロポリスで覆われた死骸は腐敗せずミイラ化され、無菌状態で保たれます。また巣の出入り口にプロポリスを塗りミツバチ一匹がやっと通過する事が出来るせまくて、長いトンネルを作り常にこのトンネル内は新しいプロポリスで補給され、外勤より帰巣するたびに自身の体をプロポリスと接触する事によって外部から持ち帰る有害菌の滅菌を行う、いわば関所のような役目をしています。この様に蜜蜂は人類誕生よりずっと以前、4200万年前には既に独特の集団生活をしていたと考えられます。他の生物は、厳しい環境に適合して生きて行くために遺伝子を変化させて進化してきたとされていますが蜜蜂は現在に至るまでプロポリスを利用する事によって、進化する必要が無かったと考えられていて、プロポリスは古来から用いられてきました。

プロポリスの抽出法には三種類がある

プロポリスは巣からとってきてそのまま利用するわけではありません。過去には粉末状にして使用されていたようですが、プロポリスの原塊はひとつの巣箱から年間100~300グラム程度しか採れない貴重なもの。現在は少しでもプロポリスの成分を有効に利用する目的から、三つの抽出法が行われています。いちばんポピュラーなのが、アルコール抽出法です。これはプロポリスの原塊と食用アルコールを一緒に二~三週間攪拌し、その後、濾過してアルコールとプロポリス成分の融和を計る為、一定期間保存した後に使用します。 一般に熟成と称して保存期間が長期にわたる程良い商品で有るかのようにうたっているものが有りますが、これは定かでは有りません。アルコールを使用せず水で抽出する方法とグリセリンを使って抽出する方法も有ります。古来より行われているアルコール抽出法の良いところは溶剤のアルコールそのものにも滅菌力があり、製品化されたものが半永久的で、かつ安全性が高いと言うこととプロポリスは樹脂から由来し樹脂成分の溶解剤にはアルコールが最も適しているといったことでしょう。

原料のプロポリス原塊の成分は様々な条件によって変化する

原料のプロポリス原塊の成分は様々な条件によって変化する

樹脂からつくられるプロポリス原塊は、独特の粘着質を持っています。色は黄緑色から暗褐色までいろいろで、味、香りとも異なります。 これらの原塊はそれぞれの起源植物(ここではミツバチが樹液を集めてくる木を指す)を基に多種多様のきわめて複雑な条件により形成されています。そのため、採集地、採集時期、採集時期のその年の天候、その他諸々の条件に加え養蜂農家によるミツバチの飼育方法にもより品質に顕著な違いがでてきます。 したがって我が国には千差万別の品質を持つ原塊が輸入されていると言ってもよいでしょう。(日本国内では養蜂条件の違いにより商業的生産なし)そしてどの産地で取れた原塊が優れているかと言ったランク付けは非常に困難です。まだまだ、解明されていない部分の多い、非常に奥行きの深い素材と言えます。しかし、確かなことは出来るだけ人工的に飼育されない、自然に接した環境下で生産された原塊でなければならないという事は言えるでしょう。それに気をつけたいのは、ミツバチはウルシのように人間に有害な樹木からも樹脂を集めてしまうことなどです。また、南米のブラジル共和国は有数な鉄鋼石の産地ですが製鉄に欠かすことの出来ない石炭の産出が少なく、木炭を代用にする事もあり、成長の早いユーカリ樹の植林が盛んで、同国産のプロポリス原塊は起源植物がユーカリ樹系より由来している物が多く、独特の香りと色調を持っているようです。ユーカリ樹液は大変殺菌力が強いと言われ、それに加えブラジルで展開されている養蜂はアフリカ蜂化された他国(ヨーロッパ種が主)では見られない特徴を備えたミツバチにより生産されているため、その原塊は大変興味深い成分により形成されていると言ってもよい様です。今後の研究成果に期待されます。

プロポリス原料についてもっと詳しく知りたい方はこちら参照

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多様なプロポリス商品

プロポリス商品は多様です。よくみられるのは不透明な小瓶に入った液状のもの。錠剤やカプセル、水に溶けやすい顆粒状など飲みやすくしてあるものもあります。他にもハチミツやローヤルゼリーと混ぜたもの、プロポリス入りのキャンディーなどもあります。外国ではプロポリス入りの歯磨き粉や軟膏、シャンプー、化粧品などもあるようです。

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プロポリス関連出版物

「いまなぜプロポリスか」 曜曜社出版 理博 松野哲也
シリーズ 健康の科学 No3 プロポリス 健康読本 東洋医学舎

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